2010年6月21日付の環(huán)球網(wǎng)によると、米國(guó)営ラジオ局ボイス?オブ?アメリカの中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトはこのほど、「臺(tái)灣人が中國(guó)で暮らすのは楽ではない」とした記事を発表した。中國(guó)本土では、生活コスト面で臺(tái)北市を超える都市が出現(xiàn)し、人件費(fèi)の上昇によって進(jìn)出企業(yè)の存続メリットが減ってきており、臺(tái)灣人が中國(guó)本土で生活し、ビジネスを広げるのは容易でなくなりつつあるとした。以下はその要約。

【その他の寫(xiě)真】

北京市、上海市の生活コストはすでに臺(tái)北市を超えており、臺(tái)灣人が中國(guó)本土で生活するストレスは昔とは比べ物にならない程大きくなっている。英?國(guó)際人材調(diào)査大手ECAインターナショナルの調(diào)査によると、アジア圏の生活コストは上海が7位、北京が8位。両市以外に中國(guó)本土の都市から広州、深セン、瀋陽(yáng)、天津が20位以內(nèi)にランクインしている。これらの都市は多くの在中臺(tái)灣人が居住する都市だが、12位の臺(tái)北、15位の高雄と生活コスト面ではほとんど差が無(wú)いことがわかる。

臺(tái)灣対外貿(mào)易発展理事會(huì)市場(chǎng)開(kāi)拓発展処の林（リン）氏は、「在中臺(tái)灣人は、すべてが成功したビジネスマンや企業(yè)主ではない」と紹介した。中國(guó)進(jìn)出には成功しなかったものの臺(tái)灣へは戻らず、中國(guó)本土に殘ってアルバイトや工場(chǎng)労働者として暮らす「盲流」と呼ばれる人も多く、こうした人々にとっては中國(guó)本土の生活はかなり苦しいだろうと話す。また、臺(tái)灣紙?新生報(bào)も「臺(tái)灣人の中國(guó)本土での生活はすでに楽なものではなくなっている」と評(píng)している。

一方、臺(tái)灣企業(yè)に関しては、「従業(yè)員による連続飛び降り自殺の影響で工員の給與を引き上げざるを得なくなった富士康（フォックスコン）事件は、臺(tái)灣企業(yè)に大きなプレッシャーを與えた」と、深セン市臺(tái)商協(xié)會(huì)の黃明智（ホアン?ミンジー）會(huì)長(zhǎng)は指摘する。かつてのような廉価な労働力はすでに存在しなくなりつつある事実が顕在化してきた。

中臺(tái)の経済?貿(mào)易関係は日増しに緊密さを強(qiáng)めており、人々の往來(lái)もよりスピーディになっている。臺(tái)灣へ戻って生活することも、中國(guó)本土へ來(lái)てビジネス展開(kāi)することもますます便利になっており、こうしたことが中臺(tái)間の企業(yè)や人の相互交流をさらに盛んにしている。昔のように一方が絶対的な優(yōu)位性を持ち、別の一方が絶対的な劣勢(shì)ということはすでに有り得なくなっているのだろう。（翻訳?編集/HA）