2010年6月22日付の中國(guó)青年報(bào)によれば、「まじめに働くだけではお金持ちになれない」と考える人が7割を超えることがわかった。中國(guó)青年報(bào)社會(huì)調(diào)査センターが1萬(wàn)1557人を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査の結(jié)果から判明した。

【その他の寫(xiě)真】

調(diào)査の対象は1980年代生まれの人が59．3％、70年代生まれの人が25．4％。株や不動(dòng)産、美術(shù)品や外貨、先物取引やファンドなどで蓄財(cái)する「炒銭族(投機(jī)家)」が目立って増えていることについて質(zhì)問(wèn)を投げかけた。結(jié)果、30．6％の人が「自分は炒銭族である」としているという。また、「身近に炒銭族がいる」と答えた人は88．1％、そのうち36．1％の人が「炒銭族はわりと多い」と答え、13．7％の人が「非常に多い」と答えた。

また、調(diào)査対象の76．8％が「まじめに働くだけではお金持ちにはなれない」と考えており、大多數(shù)の人が「長(zhǎng)年働き続けても數(shù)十萬(wàn)元の貯蓄をつくるのがせいぜいで、本當(dāng)に財(cái)をなすには仕事などせず、投資をするしかない」と考えており、こうした考えに否定的な人はわずか14．8％でしかないことも判明した。

某証券會(huì)社の職員によると、25歳以下の若年層、最近はとくに大學(xué)生の顧客が増加しているといい、「彼らは1萬(wàn)元程度の少額からはじめ、経験を積むに従って投資額を増やしていく」と紹介した。ある大學(xué)院生は「學(xué)生たちのこうした?jī)A向は當(dāng)然のこと。これからは金融の時(shí)代。若いうちから知識(shí)や経験を積んでおくべき」と語(yǔ)った。調(diào)査では、若年層の投機(jī)について、45．1％が「資産管理意識(shí)の向上」39．2％が「正常な傾向」と回答した。こうした動(dòng)きの背景については、現(xiàn)狀に不満を持ち、よりよい生活を求める心理や、簡(jiǎn)単に流行に流される若者の特徴があるとの回答が多い。

こうした社會(huì)趨勢(shì)について専門(mén)家からは、「金が金を生み、投資がさらなる富を築く時(shí)代に、労働の意義を忘れ、社會(huì)貢獻(xiàn)に関心を向けない若者が増えることは大きな問(wèn)題」「投機(jī)で簡(jiǎn)単に富を得るという安易な発想は危険。どんなベテランでも最終的に運(yùn)も関わってくる世界」「長(zhǎng)期的かつ安定した仕事を、生活の主軸に據(jù)えるべき」「流行に乗らず、自分自身がどんな生活を送りたいかという人生設(shè)計(jì)が必要」との意見(jiàn)が出ている。（翻訳?編集/岡田）