2010年6月23日、上海萬(wàn)博會(huì)場(chǎng)では外壁の激しい損傷に悲鳴を上げるパビリオンが続出している。あまりの珍しさにベタベタ觸ったり、取り外して持ち帰ったりする人が後を絶たないためだ。網(wǎng)易萬(wàn)博が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

特産の天然コルクが外壁を覆うポルトガル館。このコルクを毎日數(shù)えきれないほどの來(lái)場(chǎng)者がベタベタ觸ったり削り取ろうとしたりするため、すでにあちこちがポロポロと砕け散った狀態(tài)だ。お椀大にえぐり取られた部分もあり、もはや少しばかりの補(bǔ)修では済まない事態(tài)に陥っている。同館スタッフは「これほど短期間でこのような狀態(tài)になるとは」とため息交じりに話した。

ラトビア館の外壁は、10萬(wàn)個(gè)におよぶ15センチ四方の透明プラスチックタイルを組み合わせて作ったもの。実は簡(jiǎn)単につなげて吊るしただけなので、取り外して持ち帰ってしまう不屆き者が続出。開(kāi)館當(dāng)初はビッシリと隙間がなかったはずなのに、わずか20日でくしの歯が欠けたような有様だ。

真っ赤な四角い「蜂の巣」のようなトルコ館。100カ所を超える「穴」が四方を埋め盡くしているが、運(yùn)悪く人がよじ登れる高さのものが20數(shù)カ所。土足でよじ登り座って休憩する人が後を絶たないため、赤だったはずの外壁はいまやすっかり黒くくすんでしまった。

このほか、いかにも被害に遭いそうなパビリオンは先手を打ち、來(lái)場(chǎng)者が近寄れないようにしたり、「手を觸れないよう」注意書(shū)きを張り付けたりするところも増えている。（翻訳?編集/NN）