2010年6月、臺(tái)灣の馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)は、日本の経営コンサルタント?大前研一氏と會(huì)見、臺(tái)灣経済の將來について意見を交換した。23日、米ラジオ局ボイス?オブ?アメリカ中國(guó)語(yǔ)サイトが伝えた。

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馬総統(tǒng)は、ここ半年間、臺(tái)灣経済は急速に回復(fù)に向かっていると強(qiáng)調(diào)。輸出入が大幅に伸び、失業(yè)率が減少していると指摘した。今年の経済成長(zhǎng)率は6．14％に達(dá)する見通しだという。輸出のうち40％は中國(guó)本土および香港向け。中國(guó)本土との貿(mào)易自由化を目指す「経済協(xié)力枠組み協(xié)定（ECFA）」が締結(jié)されれば、中國(guó)本土向け輸出はさらに増えると主張した。野黨?民進(jìn)黨はECFAに疑念を表明しているが、馬総統(tǒng)は現(xiàn)行の優(yōu)位をしっかりと掌握していれば不安はないと一蹴した。「全世界が中國(guó)本土に依存して成長(zhǎng)している。川上のコア技術(shù)さえ掌握していれば、貿(mào)易量の増加を恐れることはない」と話している。

大前氏も馬総統(tǒng)の意見に同意。臺(tái)灣総統(tǒng)府で行われた講演では、「ECFAは臺(tái)灣が丹念に調(diào)合したビタミン剤だ」と、その効果を語(yǔ)った。ECFAに加え、営業(yè)所得稅減稅、中臺(tái)間の通信?通商?交通規(guī)制の緩和（大三通）が確保されれば、日本企業(yè)も臺(tái)灣に投資するようになると指摘した。

會(huì)見を受け、野黨民進(jìn)黨の蔡英文（ツァイ?インウェン）主席は、「馬総統(tǒng)は自分と同じ性格の人間を連れて來て相談する習(xí)慣があるようだ。異なる意見を持つ人間とはコミュニケーションできないのでは」と皮肉った。蔡主席は民進(jìn)黨は反ECFAではなく、事実が明らかにされないまま、締結(jié)が強(qiáng)行されようとしていることを問題視していると批判した。（翻訳?編集/KT）