2010年6月24日、世界4大監(jiān)査法人の1つであるデロイト トウシュ トーマツが発表した最新の調(diào)査結(jié)果によると、中國(guó)の消費(fèi)者は商品購(gòu)入の際、ブランドや価格などの要素よりも商品本來(lái)の価値に重きを起き始めるなど、徐々に成熟してきていることが分かった。半數(shù)以上の消費(fèi)者が、「ブランド品の価格は適正でなく、実際の価値と不釣合」と感じているという。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

調(diào)査結(jié)果は、中國(guó)各都市の消費(fèi)者約2000人に対するアンケートと、複數(shù)の國(guó)內(nèi)小売企業(yè)の管理者クラスに対するインタビューをまとめたもの。それによると、中國(guó)の消費(fèi)者の成熟度は日々高まってきており、大都市(1線都市＝北京?上海?広州)および中都市(2線都市＝南京?重慶?成都?西安など)では、商品選択の最大の要素として「商品本來(lái)の価値」が挙げられ、小都市(3線都市＝ウルムチ?フフホトなど)でも同様の傾向が見(jiàn)られるようになってきた。

また、消費(fèi)者の70％が「高級(jí)ブランドの新製品を試してみたい」という意向を持っていることも明らかになった。北京、上海などの大都市では、これらを購(gòu)入する際に考慮する要素として、「ブランドに対する口コミ」「メディアの報(bào)道」「コマーシャル」の3點(diǎn)が挙げられている。

逆に、中國(guó)の消費(fèi)者は「低炭素」などの抽象的概念に対して商品価値を見(jiàn)い出していないことが示された。大部分の消費(fèi)者は「低炭素」という概念を認(rèn)識(shí)しているものの、特にこうした要素が商品選択の決め手にはなっていないという。（翻訳?編集/HA）