2010年6月22日、米華字紙?僑報(bào)は、中國の大學(xué)生に株や先物取引などで蓄財(cái)する「炒銭族」が増えていることに警鐘を鳴らし、社會(huì)全體で価値観を見直すべき時(shí)に來ていると指摘した。24日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

「炒銭族」とは株や不動(dòng)産、美術(shù)品や外貨、先物取引やファンドなどで蓄財(cái)する投機(jī)家のこと。中國では今、「真面目に働くだけでは金持ちにはなれない」とはなから労働の価値を否定し、投資をすれば數(shù)十年分の報(bào)酬がわずか數(shù)年で稼げると考える若者が増えている。中國で「80後」と呼ばれる80年代生まれの若者を?qū)澫螭诵肖盲空{(diào)査では、9割近くが「身近に『炒銭族』がいる」、8割近くが「真面目に働くだけでは金持ちにはなれない」と答えた。

こうした「炒銭族」にしろ、高學(xué)歴のワーキングプア「アリ族」にしろ、根っこにあるのは「現(xiàn)代化の波に乗り遅れたくない」という焦りだろう。これにより、前者は金に対する執(zhí)著心を増殖させ手っ取り早い金儲(chǔ)けの手段に走り、後者は誰にも分からない「將來」のために借り越し狀態(tài)を続けている。

だが、一瞬のうちに大金を稼いだ人の成功談を數(shù)多く耳にした若者が、「富」の誘惑に勝てるのだろうか？國家にとって、「不安な世代」「失われた世代」の強(qiáng)大化は非常に危険である。中國は社會(huì)の価値観を再度見直すべき時(shí)期に來ているのかも知れない。そして、早く若者を「金銭地獄」から救ってもらいたいものだ。（翻訳?編集/NN）