2010年6月、サッカー南アフリカW杯で、日本と韓國はそろってグループリーグを突破。アジアのチームとしては出色の快進(jìn)撃を続けている。世界のメディアは高い評(píng)価を與えているが、25日付米紙クリスチャン?サイエンス?モニターは「なぜアジア人はアジアのチームの勝利を喜んでいないのか」との問題を取り上げている。中國新聞社が伝えた。

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初戦でカメルーンを破った日本。実は試合會(huì)場(chǎng)にいたアジア人のほとんどはカメルーンを応援していた。アフリカの団結(jié)と比べ、アジアにはまったく団結(jié)がないことが見て取れる。シンガポールの歴史學(xué)者であるプラセンジット?ドゥアラ教授は驚くことではないと指摘、「アジアの共通性という認(rèn)識(shí)は存在しない」と指摘した。

1904年の日露戦爭(zhēng)では、日本をヨーロッパと戦うアジアの代表と見た中國は支持していた。しかしそれから100年、全ては大きく変わってしまったとブリティッシュコロンビア大學(xué)のティム?ブルック教授は指摘する。もはやアジア諸國に地域への帰屬意識(shí)はなく、日本はいまだに中國、韓國など東アジア諸國の反日感情に悩み続けている。希薄な地域意識(shí)と裏腹に強(qiáng)固なのが民族意識(shí)。北朝鮮と韓國は因縁淺からぬ間柄でありながら、同じ民族として互いのチームに注目し、成功を喜んでいる。（翻訳?編集/KT）