マオナン族（毛南族）

◆人口／　

【その他の寫真】

人口は１０萬(wàn)７１６６人。

◆地域／　

主に、広西チワン族自治區(qū)北西部の環(huán)江県の上南、中南、下南の山間部、および河池、南丹、宜山、都安などの地區(qū)に分布している?！?/p>

◆言語(yǔ)／　

マオナン語(yǔ)を使い、この言葉は漢?チベット語(yǔ)系、チワン?トン語(yǔ)族、トン?シュイ語(yǔ)派に屬する。長(zhǎng)年漢?チワン族の人たちと付き合ってきたため、圧倒的多數(shù)のマオナン族の人々は漢語(yǔ)とチワン族の言葉に通じている。自民族の文字はなく、漢語(yǔ)の文字が通用されている。

◆宗教／　

マオナン族の人たちは道教を信仰している。

◆歴史?文化／　

言い伝えによると、マオナン族の祖先は元?明の頃に山東、湖南、福建などから広西チワン族自治區(qū)に移駐してきたということである。早くも11世紀(jì)の漢語(yǔ)の典籍の中にマオナンという表現(xiàn)が現(xiàn)われ、地名から一般的に認(rèn)められるようになった民族の呼稱である。その間に「茆灘」「茅灘」「茅難」「冒南」などという言い方もあった。マオナン族の人たちは自分たちのことを「阿南」と稱しており、「この地域の人」という意味である。新中國(guó)成立後、マオナン（毛難）と名づけられ、1986年6月、自民族の意志にもとづき、マオナン（毛南）族に改名された。

◆文化／　

マオナン族は勇敢かつ屈強(qiáng)で、困難を恐れず、進(jìn)取の気概に富む民族であり、どんなに困難でろうと、必ず百方手を盡くして子女を就學(xué)させている。そのため、教育と文化のレベルが比較的高く、數(shù)多くの自民族の文化人、知識(shí)人がいる。マオナン族地區(qū)には、サツマイモ、食用牛、花竹帽という三つの特産がある。マオナン族には500年余りにわたる食用牛飼育の歴史があり、「食用牛の里」とたたえられている。マオナン族の人たちは、竹編み細(xì)工、石彫り、木彫りなどの工蕓品の製作に長(zhǎng)じている。