2010年6月27日、新聞晨報(bào)によると、中國(guó)からカナダへつがいのパンダがレンタルされる見通しとなった。今月26?27日の日程でG20サミットに出席した中國(guó)の胡錦濤主席が、カナダのハーパー首相と會(huì)談し、カナダへパンダをつがいで貸し出す意向を正式に宣言した。中國(guó)とカナダは今年、國(guó)交樹立40周年を迎えている。

【その他の寫真】

現(xiàn)地メディアによれば、貸し出し期間は10年。受け入れ先はトロント動(dòng)物園になる。トロント動(dòng)物園には1985年、短期間だけパンダが貸し出されたことはあるが、90年代以降、トロント動(dòng)物園はパンダの長(zhǎng)期貸し出しを中國(guó)に打診し続けてきたという。しかし、パンダのレンタルについては國(guó)家間での協(xié)議となるため、長(zhǎng)い年月を要した。協(xié)議內(nèi)容の詳細(xì)については今年11月にも話し合いがもたれる予定で、合意に達(dá)すれば2015年にもトロント市民にお目見えする。

トロント動(dòng)物園側(cè)によれば、パンダの存在が動(dòng)物園にもたらす経済効果は年間930萬米ドル。しかし、中國(guó)側(cè)に支払う費(fèi)用1000萬米ドルに加え、新たに建設(shè)するパンダ飼育舎の経費(fèi)が1500萬米ドルかかるほか、中國(guó)から主食の竹を大量に空輸する必要があり、多額の経費(fèi)がかかるという。しかし、人々の期待が高いこともあり、スポンサー企業(yè)からの寄付が期待できると、動(dòng)物園の関係者は話している。（翻訳?編集/岡田）