2010年6月28日付の新華社によると、08年の北京五輪開會式で物議を醸した“口パク”騒動を受け、中國ではコンサートなどでの“口パク”を禁止する「営業(yè)性演出管理條例」と「同実施細(xì)則」が制定されたが、このほど中國文化部は、コンサートなどの公演活動を行う際には事前に「“口パク”しない」と証明する文書を提出させることを取り決めた。

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文化部の通達(dá)によれば、コンサートなどで事前録音した音源を用いる“口パク(歌唱だけでなく演奏も含む)”は法規(guī)に反しており、今回の措置は観客の権利を侵害する業(yè)界の悪しき風(fēng)習(xí)を是正するとともに、こうした蕓術(shù)分野での健康的な人材育成を後押しするためのものだという。

今回の措置により、コンサートを行う主催団體やプロモーション団體は、公演會場の所在する地方自治體に対し、“口パク”を行わない旨を書面申請することになる。また、會場には地方自治體の文化行政部門や法律部門の関係者が立ち入り検査を行い、條例に違反していないかチェックする。これに違反あるいは協(xié)力を拒否すれば、団體や個人の興行資格取消や罰金の徴収といった対応がとられる。また、文化部は業(yè)界全體の健全化への取り組みを強(qiáng)化していくという。（翻訳?編集/岡田）