2010年6月29日、中國誌?環(huán)球人物によると、サッカー賭博によって中國から毎年1兆元（約13兆円）以上の資金が海外へ流出している。この額は上海ディズニーランド40個(gè)分の建設(shè)費(fèi)用に相當(dāng)するという。

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サッカーW杯南アフリカ大會(huì)の開催に伴って、サッカー賭博熱も大きくヒートアップしている。記事は、外國メディアの推計(jì)として、W杯期間中に世界でサッカー賭博に參與するのは數(shù)千萬人、賭け金は総額100億ユーロに上ると紹介する。W杯南アフリカ大會(huì)の開催費(fèi)用が約38億ユーロと言われているため、この期間だけでW杯が3回開催できるほどの巨額が動(dòng)くことになる。しかも賭け金のうちの60％以上が中國本土と東南アジア諸國からの資金だという。

中國でサッカー賭博が本格的に流行し出したのは、海外のブックメーカーが巨大な中國市場(chǎng)に目をつけ、進(jìn)出を開始した02年から。この年は日韓W杯に中國が初出場(chǎng)を果たしている?，F(xiàn)金を直接やり取りする伝統(tǒng)的な方式に始まって、電話投票がこれに替わり、現(xiàn)在では95％がインターネットを通じて行われている?，F(xiàn)在ネット上に存在する海外賭博サイトは1400以上に上る。

北京大學(xué)中國公益寶くじ事業(yè)研究所の王（ワン）所長の研究によると、中國のサッカー賭博の掛金は、06年には約6000億元（約7兆8000億円）だったが、09年には規(guī)模の小さな賭博分まで含めると約1兆元に達(dá)している。

王所長は「サッカー賭博が中國の社會(huì)、経済に深刻な危害を加えている」と話し、「巨額の資金が非合法市場(chǎng)で流通し、海外へ流出していることを考えると中國の金融システムに及ぼしている影響は非常に大きい」と指摘する。一方で、サッカー賭博が減らない理由として、「中國では賭博行為に対する量刑の基準(zhǔn)が低く、暴利の誘惑に勝てないのだろう」との見方を示している。（翻訳?編集/HA）