中國(guó)人の訪日旅行、試行的解禁から個(gè)人ビザ大幅緩和までの10年―中國(guó)メディア

2010年7月1日、中國(guó)人向け個(gè)人観光ビザの発給要件が大幅に緩和され、富裕層に限られていた発給が中間層にまで拡大された。観光庁の溝畑宏長(zhǎng)官は同日、遼寧省瀋陽(yáng)市で開(kāi)かれた記念式典に出席し、訪日旅行が一部地域の人の団體旅行に限られていた10年前からこれまでの軌跡を紹介した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)本土から日本に初めての団體旅行団が到著したのは2000年9月。當(dāng)時(shí)は5人?40人の団體旅行に限り、北京市、上海市、広東省の住民のみに解禁されただけだった。それが、04年9月になると、天津市、江蘇省、浙江省、山東省、遼寧省の住民にも解禁され、05年には全國(guó)に拡大される。08年には家族だけなら2?3人の少人數(shù)でも可能とした「家族観光ビザ」も登場(chǎng)したが、年収27萬(wàn)元（約350萬(wàn)円）の富裕層限定で、日中雙方から各1人の添乗員をつけるなど條件が厳しく、希望者はほとんどいなかった。

そして、09年7月、団體旅行だけでなく個(gè)人向けの観光ビザが解禁されたが、発給対象は北京、上海、広州の住民のみ、年収25萬(wàn)元（約320萬(wàn)円）以上の富裕層限定だった。だが、今回の大幅緩和により、発給対象地域は全國(guó)に拡大。大手クレジットカード會(huì)社のゴールドカードを持っていれば、年収6萬(wàn)元（約80萬(wàn)円）程度でも可能となった。

中國(guó)人に初めて訪日旅行が解禁されてから10年。旅行の目的も多様化されてきた。當(dāng)初は単なる「観光」だけだったのが、購(gòu)買(mǎi)力の向上により「買(mǎi)い物」メインの観光客が増加。最近は検診や治療を組み合わせた「醫(yī)療観光」や「修學(xué)旅行」の人気も高まっている。（翻訳?編集/NN）