陶磁器の奏でるメロディが市民らを魅了―浙江省杭州市

2006年12月9日、浙江（せっこう）省杭州（こうしゅう）市の呉山広場(chǎng)で、ある変わった演奏會(huì)が行われた。演奏しているのは、江西（こうせい）省景徳鎮(zhèn)（けいとくちん）の楽隊(duì)。

【その他の寫(xiě)真】

彼女らが使っている楽器は、すべて「磁器」でできている。磁器の碗や編鐘（へんしょう）、笛、胡弓（こきゅう）など、それぞれが奏でる素晴らしい音色が混じり合い、珍しい演奏となって街を行き交う多くの人々が足を止めてしまうのだ。市民たちはしばし、磁器の世界の音楽を満?jiǎn)摔筏俊?/p>

景徳鎮(zhèn)（けいとくちん）は江西省東北部に位置し、宋の時(shí)代（979?1276年）の真宗皇帝の景徳年間に，宮廷に納める磁器を作らせていた。當(dāng)時(shí)、磁器の底に「景徳」と紀(jì)款を入れていたため，その後、この場(chǎng)所は景徳鎮(zhèn)と呼ばれるようになった。

以降、陶磁器は元?明?清代（1279?1636年）を通して宮廷ご用達(dá)の窯?官窯（かんよう）として置かれこととなる。さらに、一般市場(chǎng)向けには陶磁器の民窯が広まり、中國(guó)國(guó)內(nèi)だけでなく日本をはじめとするアジア?アフリカ?ヨーロッパまで輸出され、現(xiàn)在も世界中で親しまれている。