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先日、茨城県で就労していた中國人実習(xí)生の過労死が認定された事件を受けて、ある中國人ブロガーが、國內(nèi)外の就労環(huán)境について意見を述べた。寫真は中國でも特に過酷な労働環(huán)境にあると言われる炭鉱作業(yè)員。
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2010年7月2日、日本メディアの報道を中國國営新華社通信が伝えたところによると、茨城県鹿島労働基準監(jiān)督署は、同県潮來市で発生した中國人実習(xí)生の過労死について、これを認定した。
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死亡した中國人実習(xí)生は蔣暁東(ジアン?シアオドン/男性)さん。05年12月に來日、茨城県潮來市の金屬加工工場で就労していたが、08年6月、社員寮で就寢中に31歳の若さで死亡した。死亡する前の1か月、蔣さんの殘業(yè)時間は100時間を超えていたという。
このほど鹿島労働基準監(jiān)督署は、蔣さんの勤務(wù)先が蔣さんに長時間労働を課していながら殘業(yè)代を支払っていなかったとして、同社経営者を労働基準法違反で水戸地検に書類送検している。09年までに外國人研修?技能実習(xí)制度を利用して來日した外國人は19萬人。國際研修協(xié)力機構(gòu)(JITCO)の統(tǒng)計では、92?08年の期間に外國人研修生?実習(xí)生の213人が死亡している。
これを受けて、ある中國人書畫家が自身のブログで見解を表明した。就労目的で海外に渡る多くの中國人はなぜ、國內(nèi)での安楽な生活を犠牲にしてでも國外の過酷な環(huán)境に身を置くのか?それには以下の原因が考えられる。
一つは、就労環(huán)境の公平性。能力以上にコネが物を言う採用形態(tài)に、同族経営が支配する社會の慣例。これを嫌って、國外に公平なチャンスを求める者がいてもおかしくない。二つ目に、賃金水準の格差。アメリカでは月給1500ドル(約13萬2000円)にもなる皿洗いの仕事は、中國國內(nèi)ではわずか1000元(約1萬3000円)ほどにしかならない。その格差は10倍にも及ぶのである。ただし、最近では多くの地方自治體で最低賃金水準が平均20%以上も引き上げられる措置がなされており、徐々に改善されてきてはいる。三つ目に、厳しすぎる経営方針。國內(nèi)紙の報道によると、遼寧省瀋陽市のあるスーパーで働く女性従業(yè)員は、古くなった客への配布用ティッシュを無斷で使用したとして勤務(wù)先から1500元の罰金を科せられた。彼女の月給は1200元。これはあまりにも厳しすぎるのではないか。
筆者は決して、海外の環(huán)境が中國のそれに勝ると主張したいわけではない。ただ、國內(nèi)の労働環(huán)境改善を切に願っているのである。法律が整備され、待遇も向上し、より人間らしい職場が築かれることを望む。(翻訳?編集/愛玉)
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