2010年7月7日、臺(tái)灣最南端の懇丁にある龍磐公園で、中國本土から來た観光客が中國國旗「五星紅旗」を高々と掲げながら記念寫真を撮り、地元市民から反発の聲が上がっている。臺(tái)灣年代新聞が伝えた。

【その他の寫真】

第2次世界大戦中に硫黃島を占拠した米軍兵士6人が、星條旗を立てる姿を撮った報(bào)道寫真「硫黃島の星條旗」をご存じだろうか？実はこれと同じように中國國旗「五星紅旗」を高々と掲げながら記念寫真を撮る中國人観光客の一群が、臺(tái)灣の観光地に出現(xiàn)した。もちろん、地元市民はカンカンだ。

“事件”が起きたのは先月23日。中國人ツアー客20人が臺(tái)灣最南端の懇丁にある龍磐公園にやって來た。バスを降りた一行は景色を眺める間もなく、バッグから「五星紅旗」を取りだし、記念寫真の準(zhǔn)備。臺(tái)灣人ガイドの制止を振り切り、周りの冷たい視線ももろともせず、それを高々と掲げると喜々として寫真を撮り始めた。

これを見た地元市民は大激怒?！钢袊_(tái)灣南部を征服したようだ」「臺(tái)灣人への侮辱だ」と怒りを露わにしている。上海萬博では臺(tái)灣の「青天白日満地紅旗」で作った服を著た臺(tái)灣市民が現(xiàn)地警察の干渉を受けたばかり。このほか、臺(tái)灣の大學(xué)では卒業(yè)式で中國本土出身の生徒を気遣い、「青天白日満地紅旗」の掲揚(yáng)を自粛したこともある。臺(tái)灣市民が「それなのに」と怒りを爆発させても不思議ではない。

臺(tái)灣観光局の報(bào)道官は、この件について「もし臺(tái)灣の観光客が天安門広場(chǎng)で『青天白日満地紅旗』を振り回したら同じように地元民の反感を買うだろう。今回の行為は互いの暗黙の了解を破るものだ」と述べている。（翻訳?編集/NN）