2010年7月8日、中國(guó)のブログサイトに「タン吐きをやめるまでにあと何年が必要だろう？」と題した記事が掲載された。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

東南アジアからやってきた中國(guó)系の女性と一緒にご飯を食べた。席に座ってすぐ彼女が一言?！袱ⅳ胜郡膝骏螭蛲陇胜い危俊工Δ胜氦?、続いて「タンがないの？」と矢継ぎ早の質(zhì)問。どうやらこれは重大な問題だと気がついた。中國(guó)人のタン吐きの習(xí)慣はひどく彼女の心を傷つけたらしい。隨分と悩んできたのだろうが、ついに今日、意を決して質(zhì)問したというわけだ。

レストランに入るまで30分ほど彼女と歩いたが、私はタンを吐かなかった。そのことに驚いたようだ。タンを吐く中國(guó)人の多さ、その回?cái)?shù)の頻繁なことを彼女は見てきたのだ。中國(guó)は長(zhǎng)年にわたり、精神文明教育、民度教育、愛國(guó)衛(wèi)生教育やらを繰り広げてきたが、全てはむなしく終わった。中華人民共和國(guó)建國(guó)から60年、新式教育を受けた人ももう2、3世代になる。それでも悪習(xí)は消えるどころか、減りすらしてないようだ。痰吐きの習(xí)慣を改めることはそんなに難しいのだろうか。100年計(jì)畫でも制定しないとダメなのだろうか。

彼女の祖國(guó)には多くの華人が住んでいる。中國(guó)人は不潔でマナーがないと言われても彼女は信じたことがなかった。ところが中國(guó)に來て2か月あまり、本當(dāng)に言われた通りだったことにびっくりしたという。中國(guó)人にとってタン吐きはもはや見慣れた風(fēng)景だが、彼女の目には許すことのできない悪習(xí)に映ったという。それを聞いて、私は今年初頭に東京に行った時(shí)のことを思い出した。東京にはなぜほこりがないんだ？どこに消えたんだ？これが最初の感想だった。

あるレストランでのこと。隣の席で男性2人が食事していた。半分ほど食べた頃だろうか、片方の太った男性がどうしたことか激しくタンを吐き始めた。お茶を一口飲んではタンを吐く。ついつい回?cái)?shù)を數(shù)えてしまったが、わずか1時(shí)間で30回も吐いている。きれいだった店の隅はすっかり汚れていた。

広大な中國(guó)、そのあらゆる場(chǎng)所でタンを吐く人を見かける。老若男女を問わず、出稼ぎ農(nóng)民であれ官僚であれ文化人であれ関係なしに、だ。これが悠久の歴史を持つ文明國(guó)の後継者なのか。GDP世界上位の國(guó)の人々なのか。（翻訳?編集/KT）