2010年7月7日、在米中國(guó)人が「大國(guó)の小さなパスポート」と題した記事を中國(guó)のブログサイトに掲載、中國(guó)のパスポートの不便さを訴えた。以下はその要約。

【その他の寫(xiě)真】

先日、私はダブリンから米國(guó)へ戻ろうとした。しかし、トロントでのトランジットの際にカナダのビザが必要と言われ、搭乗を拒否されてしまった。色々と調(diào)べた結(jié)果、カナダのビザを得るためにはロンドンまで出向かねばならず、結(jié)局最終的に米國(guó)への直行便のチケットを購(gòu)入する羽目になった。一般の西洋人よりも2000ドル以上は余分な費(fèi)用が掛かっただろう。

最近、米國(guó)でロシアのスパイが逮捕された。その中にアイルランドのパスポートを所持していたスパイがいた。アイルランドは小さな國(guó)だが、パスポートの有効範(fàn)囲は極めて大きい。中國(guó)は大國(guó)と稱(chēng)しているにもかかわらず、ビザが免除されている國(guó)はアフリカのいくつかの國(guó)など、ほんのわずかに過(guò)ぎない。

空港ではアイルランド人、カナダ人、米國(guó)人など各國(guó)の旅行客がスムーズに稅関を通過(guò)していく。しかし中國(guó)のパスポートを持っている限り、一歩進(jìn)むのさえ難しい感じがする。

大部分の西洋人が持つパスポートは、多數(shù)の國(guó)を往來(lái)するのに何の障害もない。しかし中國(guó)のパスポートは単なる身分証明書(shū)に過(guò)ぎず、決して通行証ではない。アイルランドの知人に聞くと、同國(guó)のパスポートは非常に便利で、米國(guó)行きに関しても就労ビザ以外はビザが不要だという。

私が米國(guó)に來(lái)たばかりの頃、インドを含めて他國(guó)の學(xué)生のビザの有効期限は大部分が5年だったにもかかわらず、中國(guó)の學(xué)生の有効期限は半年間だった。その後両國(guó)間で様々な折衝が持たれ、現(xiàn)在、ビザの有効期限はようやく1年に延長(zhǎng)された。

最近、中國(guó)の富裕層や中産階級(jí)に移民ブームが起きていると聞いた。私はこうした些細(xì)なことからブームの原因が分かった。中國(guó)のパスポートが本當(dāng)に役に立つようになったら、このトレンドが少しは変わるかも知れないと思っている。（翻訳?編集/HA）