2010年7月12日、法制晩報(bào)によると、今月5日、中國(guó)西部大開(kāi)発工作會(huì)議が北京で行われ、鉄道などインフラ建設(shè)のため、これまで以上の規(guī)模となる6800億元（約8兆8900億円）の投資が中國(guó)西部地區(qū)に行われることが決定した。各海外メディアもこの大規(guī)模な開(kāi)発?投資を報(bào)じている。

【その他の寫(xiě)真】

仏國(guó)営ラジオ局ラジオ?フランス?アンテルナショナル(RFI)電子版は、溫家寶（ウェン?ジアバオ）首相が「優(yōu)先」という言葉を用いて西部大開(kāi)発プロジェクトの重要性を説いたことを伝え、「この開(kāi)発プロジェクトが珠江デルタや長(zhǎng)江デルタ、環(huán)渤海といった大経済圏、さらには中部、東北地方よりも優(yōu)先される存在であることが明確になった」とし、6800億元という投資額は、西部大開(kāi)発プロジェクトを開(kāi)始した2000年以來(lái)、10年にわたる投資総額の倍以上であることを指摘した。

このほか、米ボイス?オブ?アメリカ（VOA）、米華字紙?僑報(bào)、獨(dú)ドイチェ?ヴェレ、米ニューヨーク?タイムズ、朝鮮日?qǐng)?bào)、英ロイター通信など、各國(guó)メディアがこの大規(guī)模な開(kāi)発の決定を報(bào)じている。內(nèi)容は、西部の開(kāi)発を內(nèi)需拡大や長(zhǎng)期的経済成長(zhǎng)の礎(chǔ)になるとみているが、実現(xiàn)には時(shí)間が必要であり、プロジェクト開(kāi)始10年たった現(xiàn)在でも東西の経済格差はさほど縮まっていないとの內(nèi)容だ。

西部地區(qū)は人口が全國(guó)の27．9％を占めているが、1人あたりGDPは3693元（約4萬(wàn)8000円）と、経済の発達(dá)している東部沿岸地區(qū)の半分以下。全國(guó)GDPに占める割合はわずか18．5％となっており、都市化率も他の地域と比べて明らかに立ち後れている。（翻訳?編集/岡田）