2010年7月14日、中國新疆ウイグル自治區(qū)のウルムチから広東省広州に向かう中國南方航空機に「爆弾を仕掛けた」という匿名の電話があり、同機が緊急著陸する騒ぎがあった。15日付で中國新聞社が伝えた。

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中國民航局によると、広州市の公安機関が14日午後7時（現(xiàn)地時間、以下同）ごろ、ウルムチ発広州行きのCZ3912便に「爆弾を仕掛けた」という匿名の電話を受けた。同機はすでに離陸していたため、途中の蘭州中川空港に緊急著陸。その後、機內(nèi)をくまなく點検したが、爆弾は発見されなかった。15日午前9時12分、同機は広州に向けて出発した。乗員、乗客などにけがはなかった模様。公安當局は現(xiàn)在、匿名の電話について捜査を進めている。

ウルムチ市では昨年、ウイグル族と漢族による大規(guī)模な衝突が起きており、當局は「いまだ國家分裂主義者らの脅威にさらされている狀態(tài)」だとして警戒を続けている。（翻訳?編集/NN）