2010年7月15日、時(shí)代週報(bào)は記事「汚染隠し38日＝中國版BP漏出事故に直面した紫金鉱業(yè)」を掲載した。

【その他の寫真】

12日、中國最大の黃金生産企業(yè)?紫金鉱業(yè)は同社所有の鉱山で起きた金屬を含有した汚水流出事故について正式に発表した。3日、大雨の後、汚水が河川とダム湖に流れ出し、約190kgもの魚が大量死する事故となったという。汚水の漏出から9日間も経ってからの発表に事故隠しではないかとの疑惑が浮上している。

時(shí)代週刊の調(diào)査によると、近隣の養(yǎng)殖業(yè)者は河川の汚染はもっと早い時(shí)期から起きていたという。6月5日から養(yǎng)殖網(wǎng)の魚の大量死がたびたびあった。特に6月21?24日がひどかったという。養(yǎng)殖業(yè)者は紫金鉱業(yè)の事故隠しは9日間ではなく、6月5日からの38日間だと考えている。紫金鉱業(yè)の陳景河（チェン?ジンホー）理事長に確認(rèn)したが、「絶対にありえない」と否定している。

今年4月、英石油大手?BPのメキシコ灣海底油田で流出事故が発生。日に600萬ドル（約5億2400萬円）の損失を計(jì)上する大慘事となった。株価は34％下落し、破産や売卻のうわさが流れている。鉱山の汚染事故は、紫金鉱業(yè)にとってのメキシコ灣となりかねない。

12日、紫金鉱業(yè)の株取引は一時(shí)停止となった。13日、株価はA株で3．68％、H株で12．19％の急落を記録している。漁民への賠償金だけで2000萬元（約2億5800萬円）が必要で、今後も多額の支出が予想される。香港の著名経済記者?羅綺萍（ルオ?チーピン）氏は、もし紫金鉱業(yè)が外國企業(yè)だったらとっくに倒産しているだろうと指摘した。飲料水の汚染によって生じた後遺癥の補(bǔ)償は、3世代にわたり必要になる可能性もあるという。（翻訳?編集/KT）