2010年7月21日、北京商報は記事「中國ネットユーザー4億人突破の陰にある痛み＝高成長の維持厳しく」を掲載した。

【その他の寫真】

15日、中國インターネット情報センター（CNNIC）が公布した「第26回中國インターネット発展?fàn)顩r統(tǒng)計報告」によると、中國のインターネットユーザー數(shù)は2010年6月現(xiàn)在で4億2000萬人に達(dá)した。中國のインターネットの発展に関心を寄せている人々はこの數(shù)字を歓迎しているが、アナリストは數(shù)字の裏に隠された問題を見抜いている。

07年6月以來、中國のネットユーザーは半年に4000萬人以上というハイペースで増加してきた。しかし今回発表の増加數(shù)は3600萬人。前期と比べ増加數(shù)は1000萬人減少した。あるアナリストは「ネットユーザー拡大のペースは明らかに鈍りつつある」と分析している。

4億2000萬人のユーザーはネットでどのようなサービスを使っているのか?，F(xiàn)在、急成長を遂げているのが商用利用。この半年間でネット決済、ネットショッピング、ネットバンクのユーザー増加率は30％を超えた。しかし電子商取引の急成長はいつまでも続くわけではない。今年導(dǎo)入されたネットショッピング実名性やネット決済規(guī)則の施行は、一定程度マイナス要因となる。來年か再來年には成長は鈍化するとの観測もあるという。

また、今年に入ってから高利益産業(yè)のネットゲーム人気に陰りが見られるのも特徴。今年前半のネットゲームユーザー増加率は11．9％とここ5年で最低となり、すでに市場は飽和したとの見方もある。一方でクリエイティブ産業(yè)の成長を支えるのは、その質(zhì)だとして、ターゲットを絞ったうえで、3Dなど新機(jī)軸を打ち出したゲームが必要になるとの聲も上がっている。（翻訳?編集/KT）