2010年7月21日、中國新聞社によると、ハクレンは中國では食材として好まれ、「砂鍋魚頭」などの料理は絶品だが、米國では憎しみの対象。なんとついに裁判で訴えられる騒ぎになってしまった。

【その他の寫真】

19日、五大湖付近の5州は共同で、現(xiàn)地では「アジアゴイ」と呼ばれているハクレンを告訴した。ハクレンの生息地域がこれ以上広がらないようにするため、米陸軍と現(xiàn)地水利管理部門が保有する五大湖へと通じる水門を閉鎖するよう、裁判所が命令することを求めている。

ハクレンがこれほど憎まれているのは、単に外來生物であるだけではない。人間の安全に危害を加える、現(xiàn)地経済に悪影響を與えているなど、さまざまな罪名が挙げられている。ハクレンを駆除するため、電気を流したネットの設(shè)置や毒の使用など対策が講じられてきたが、目立った効果はあがっていない。

今や「公害」扱いのハクレンだが、米國在住華人はこれを一笑に付している。現(xiàn)地の中國語ネット掲示板には米國のレストランも「砂鍋魚頭」をメニューに加えればいいという提案がしばしば書き込まれているほか、「ググれば中國企業(yè)の買い付け情報がすぐに見つかるのに」といった意見もあるようだ。（翻訳?編集/KT）