2010年7月22日、京華時(shí)報(bào)によると、メルセデス?ベンツ中國(guó)法人がドイツ本社によって格上げされ、高級(jí)管理職に対しても軒並み昇格措置がとられ、同社は中國(guó)におけるより一層の現(xiàn)地化を進(jìn)めた。

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記事によると、同中國(guó)法人に中國(guó)籍の副総裁が新たに3人生まれたほか、クラウス?マイヤー総裁がメルセデス?ベンツの中國(guó)合弁企業(yè)である北京ベンツ?ダイムラー?クライスラー（BBDC）のCEOと同等の地位にまで昇格した。同中國(guó)法人の傑出した販売実績(jī)と世界における地位の上昇に伴い、「集団昇進(jìn)」という形が実現(xiàn)した、と記事は報(bào)じた。

メルセデス?ベンツを傘下に置く獨(dú)ダイムラー?クライスラーの、中國(guó)法人への期待が見て取れる。同社は、今年の中國(guó)市場(chǎng)での中期販売目標(biāo)を30萬臺(tái)と設(shè)定している。數(shù)年前ならこの目標(biāo)はジョークとしか受け止められなかっただろうが、今はこの目標(biāo)達(dá)成を疑う者はいない。上半期の売上臺(tái)數(shù)はすでに前年比100％増を記録しているという。

専門家は、「以前はこのような高い地位が中國(guó)側(cè)に與えられることはなかった」と指摘。外資による合弁企業(yè)では重要なポストに中國(guó)側(cè)と本國(guó)側(cè)それぞれ1名ずつ置き監(jiān)督させ合う方法が一般的で、また外資系企業(yè)で働く中國(guó)籍の管理職もある程度以上の昇進(jìn)は望めないのが現(xiàn)実だったという。記事は、BMWも中國(guó)側(cè)の人材の積極的な登用と昇格を進(jìn)めるなど、同様に現(xiàn)地化を進(jìn)めていると伝えている。（翻訳?編集/津野尾）