2010年7月22日、中國(guó)青年報(bào)によると、中國(guó)で大學(xué)院の社會(huì)人入學(xué)が増加しているが、質(zhì)の低下が社會(huì)問題となっている。

【その他の寫真】

中國(guó)教育部の統(tǒng)計(jì)によると、03年には社會(huì)人入學(xué)による大學(xué)院修士課程の募集數(shù)は5萬(wàn)8060人だったが、5年後の08年には13萬(wàn)1446人と大幅に増加。これに伴って、學(xué)位を取得する人も大幅に増加している。03年には學(xué)位取得者は1萬(wàn)7023人だったが08年には8萬(wàn)5196人と5倍に増加。社會(huì)人入學(xué)で大學(xué)院へ進(jìn)學(xué)する人は25?35歳が6割以上を占め、1980年代に生まれた世代を中心に増加が著しくなっている。

生涯學(xué)習(xí)という観點(diǎn)から社會(huì)人入學(xué)は大きな役割を擔(dān)っているが、その一方で、大學(xué)院の質(zhì)の低下を指摘する聲も高まっている。その背景には學(xué)歴社會(huì)が依然続いていることと、大學(xué)院が年々「入學(xué)しやすく、修了しやすく」なっていることがあるという。

そうした中、過去に授與した學(xué)位についても問題があると判斷された場(chǎng)合には學(xué)位を取り消すべきだと指摘する聲や、北京大學(xué)や清華大學(xué)などの名門大學(xué)ではビジネススクール（MBA）の募集を2009年から取りやめるなどの動(dòng)きが現(xiàn)れている。（翻訳?編集/岡田）