2010年7月24日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、天津市中心部から東に50キロの浜海新區(qū)に、2000億元（約2兆5700億円）を投じて世界最大の金融センター「于家堡金融區(qū)」が建設(shè)される。

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記事によると、同新區(qū)の建設(shè)予定地では千に及ぶ作業(yè)員が夜を徹して作業(yè)に當(dāng)たっているという。10年後には、120の展示センター、金融、教育、商業(yè)施設(shè)などが完成し、産業(yè)従事者40萬人を誘致、現(xiàn)段階で世界最大規(guī)模の金融センターが完成する計(jì)畫だ。天津市によると、09年に著工した同プロジェクトは4期に分けて建設(shè)され、3年後に4期目がスタート。5年後には全體像が浮かび上がり、10年後にほぼ完成するという。

同金融センターの敷地面積は3．86平方キロ、総著工床面積は950萬平方メートル?，F(xiàn)在、12施設(shè)（176萬平方メートル）がすでに著工しており、その投資額は240億元（約3086億円）になるという。今年末までに、さらに23のビルを著工予定だ。同市の崔津渡（ツイ?ジンドゥー）副市長(zhǎng)は、「天津市の目標(biāo)は、中國(guó)北部の経済の中心地にふさわしい金融サービスシステムを備えた、金融改革におけるイノベーション基地を建設(shè)することだ」と意気込む。

また同副市長(zhǎng)は、天津の金融センターは北京、上海、新センなどとの競(jìng)合にはならないと述べ、「天津獨(dú)自の色を出していき、北京、上海、新センと手を取り合って前進(jìn)し、（中國(guó)の）金融市場(chǎng)における重要な役割を擔(dān)っていきたい」と強(qiáng)調(diào)した。すでに65の企業(yè)が同金融センターに登記を済ませており、その業(yè)種はファンド、信託、保険、トレードなど多岐にわたるという。（翻訳?編集/津野尾）