2010年7月27日、法制晩報(bào)によると、中國(guó)で行われたある調(diào)査で、半數(shù)以上の大學(xué)生が就職活動(dòng)中に何らかの差別を受けており、6割以上の企業(yè)が學(xué)生の戸籍や出身地域に明確な要求を行っていることが明らかになった。26日発表された中國(guó)政法大學(xué)憲政研究所による「就職活動(dòng)中の大學(xué)生に対する差別の現(xiàn)狀に関する調(diào)査」で分かった。

【その他の寫(xiě)真】

同調(diào)査によると政府機(jī)関への就職を求める大學(xué)生の約43％が「何らかの差別を受けた」と答え、約56％が「差別を受けていない」と回答。また、民間企業(yè)への求職では、6割以上が「差別を受けた」と答えた。さらに、こうした差別の程度が「非常に大きい」との回答は11．31％にのぼり、「大きい」が33．54％となり、「差別はない」との答えはわずかに3．45％だった。調(diào)査対象は北京?天津?広州など國(guó)內(nèi)11校の大學(xué)生で、有効回答數(shù)は2086件だった。

就職活動(dòng)上における差別とは「先天的かつ能力とは関係のない要素に基づく區(qū)別や排除、制限、あるいは優(yōu)遇」を指す。主なものに、性別?出身地?容姿による差別がある。性別については68．98％、戸籍や出身地については59．14％、容姿、特に身長(zhǎng)については45．96％の企業(yè)が明確な要求を行っていた。

同調(diào)査に関わった中國(guó)政法大學(xué)憲政研究所の蔡定剣（ツァイ?ディンジエン）所長(zhǎng)や劉小楠（リウ?シアオナン）副教授らによると、「こうした不合理な差別が存在するのは確かであるが、特に戸籍や出身地による差別は、一人っ子政策などとも関連しており、社會(huì)に根付いたものとなってしまっている」と語(yǔ)る。関連法の整備や規(guī)制が求められる狀況だ。（翻訳?編集/小坂）