2010年7月29日、法制晩報は中國企業(yè)の海外買収に関する記事を掲載した。買い手が中國企業(yè)だと分かると、買収価格をつり上げられることもあるという。國有資産の海外流出を避けるために対策が必要となる。

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先日、中國人民大學経済法研究センターは中國対外エネルギー?鉱業(yè)買収リスク管理に関する法律対策シンポジウムを開催した?！甘澜绀喂觥怪袊坤?、エネルギー及び鉱物資源は極度に欠乏しており、資源獲得のため海外に進出するケースが続いている。2009年末までに中國企業(yè)は世界31か國の油田探査に參加。対外投資は200億ドル（約1兆7300億円）を超えた。また今年発表された海外企業(yè)買収は13件、そのほとんどは國有企業(yè)によるものだ。

中國には資源が必要とはいえ、むやみな海外進出は國有資産の損失を招く。國有企業(yè)の経営者もそうした問題を恐れており、買収失敗につながることが多い。専門家によると、ある海外メディアは「飢えた中國」との表現(xiàn)で中國の買収を報じた。中國が全世界を買い占めるとの恐れも広がっており、中には買い手が中國企業(yè)だと聞くと、買収価格を引き上げるケースもある。

通力弁護士事務所の兪衛(wèi)峰（ユー?ウェイフォン）弁護士は長年、エネルギー関連の買収業(yè)務に従事している。兪氏は他國の稅制度を理解することこそが肝心だと話している。例に挙げられたのは南アフリカの事例。將來的な増稅が予想されたが、関係が深いモーリシャスとオランダには優(yōu)遇稅制を適用することが予想された。そこで中國と二國間協(xié)定を結んでいるモーリシャスにまず企業(yè)を設置、その企業(yè)を通じて南アフリカの高山を買収したという。「海外企業(yè)買収は全體的な利益を考慮する必要がある。買収で発生する稅金、運営で発生する稅金を考えることで、合理的な買収価格を提案できるようになるだろう」と兪弁護士は話している。（翻訳?編集/KT）