中國(guó)メディアの中國(guó)新聞社は10日、醫(yī)療機(jī)関でインフルエンザの疑い例と診察された人、検査の結(jié)果、感染の陽性反応が出た人が過去3年間に比べて大幅に増加しているとする記事を発表した。

中國(guó)疾病予防コントロールセンターによると、中國(guó)南部の醫(yī)療機(jī)関で1日から8日までにインフルエンザの疑い例と診察された人は受診者の6．0％だった。2015年同期の3．0％、16年の3．2％、17年の3．3％に比べて倍増近い狀況だ。

検査により感染の陽性反応が出た人は41．0％で、15年から17年にかけての13．2％、15．8％、20．2％と比べてやはり倍増以上の狀況だ。

中國(guó)北部で疑い例と診察された受診者は5．8％で、15年から17年にかけての4．1％、2．9％、3．8％と比べて上昇。陽性反応は48．5％で、15年から17年にかけての32．2％、17．5％、26．5％と比べて大幅に上昇した。

國(guó)家衛(wèi)生?計(jì)畫出産委員會(huì)醫(yī)政醫(yī)管局の焦雅輝（ジャオ?ヤーフイ）副局長(zhǎng)によると、この冬にインフルエンザが多発している理由としては、天候の関係以外に、流行しているウイルスの株がこれまでとは違うので、人々の免疫力が働きにくくなっていることがあると説明した。

ただし焦副局長(zhǎng)は、ウイルスの変異は認(rèn)められていないとした。既存の抗ウイルス剤に耐性があるウイルスは出現(xiàn)しておらず、必要な薬品も十分に用意されているという。

焦副局長(zhǎng)によれば、感染したウイルスのタイプ別ではB型が多いが、A型に屬するH3N2やH1N1に感染した人もいる。B型の場(chǎng)合は癥狀が比較的軽い場(chǎng)合が多いが、癥例としては少ないもののA型と同時(shí)に感染している人もいる。その場(chǎng)合、癥狀が急速に進(jìn)行して重篤な狀態(tài)になるという。（翻訳?編集/如月隼人）