2010年8月1日、中國(guó)國(guó)営新華社通信によると、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）はブラジルで開(kāi)かれた世界遺産委員會(huì)で、河南省登封の少林寺などを含む歴史建築群「天地之中」の世界遺産への登録を決めたと発表した。

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記事によると、今回、世界遺産への登録が決まったのは、計(jì)11の古代建築群。うち、東漢時(shí)代に建てられた「少室闕」「啓母闕」は中國(guó)最古の祭祀を行う禮制建物で、「中岳廟」「太室闕」は中國(guó)の古代禮制建物の代表格?！钢芄珳y(cè)景臺(tái)」「観星臺(tái)」は中國(guó)に現(xiàn)存する最古の天文臺(tái)で、「嵩陽(yáng)書(shū)院」は中國(guó)で最も早く儒教を広めた書(shū)院である。

古代中國(guó)人の宇宙観は、中國(guó)は天地の中央に位置する國(guó)で、天地の中心は中國(guó)中原の河南省鄭州、登封一帯と考えられてきた。そのため、この一帯は早くから王朝が立てられ、中國(guó)文明や文化の中心として栄えてきた。

同建築群は昨年も世界遺産への登録を申請(qǐng)したが、「追加資料を提出して再審議」にとどまっていた。中國(guó)の世界遺産はこれで39か所となった。うち文化遺産が28か所、自然遺産が7か所、複合遺産が4か所となっている。（翻訳?編集/NN）