2010年8月1日、中國の雑誌?小康がこのほど、企業(yè)や政府機(jī)関、そして個(gè)人の「信頼性」を問う調(diào)査を行い、その結(jié)果を掲載した。調(diào)査の結(jié)果、企業(yè)について最も信用度の低い業(yè)種は仲介サービス業(yè)だということが判明した。法制晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

調(diào)査を行うきっかけは、マイクロソフト中國総裁を務(wù)めた企業(yè)家?唐駿（タン?ジュン）氏の學(xué)歴詐稱疑惑。唐氏個(gè)人の問題よりも、業(yè)界全體のイメージ低下が懸念されたことだった。調(diào)査は清華大學(xué)メディア調(diào)査実験室と合同で、中國東部?中部?西部で行われ、主に人間関係における信頼性、企業(yè)に対する信頼性、政府に対する信頼性についてアンケート調(diào)査が行われた。

その結(jié)果、総合的な信頼性の指數(shù)は61．7ポイントで、前年調(diào)査時(shí)より0．6ポイント増となった。企業(yè)については仲介サービス業(yè)が「最も信頼できない」業(yè)種となり、59．2％が同業(yè)種に信用が置けないと回答。これに加えテレビショッピング(52．9％)、健康関連商品(51．9％)、広告(40．5％)、不動産 (37．2％)が「信頼できない業(yè)種ワースト5」に選ばれた。

特に不動産仲介業(yè)に対する評価は低く、「誠実さや信頼性がまったく感じられない」とする人が多かった。その背景には不動産価格の高騰に対する人々の不満があると指摘されている。

なお、個(gè)人について信頼できない職種のトップ5は仲介業(yè)従事者、セールスマン、不動産企業(yè)経営者、広告業(yè)従事者、サッカー選手。逆に信用度の高い職種は軍人、農(nóng)民、教師、學(xué)生、記者だった。軍人と農(nóng)民は例年、トップを爭う二業(yè)種。

また、政府機(jī)関を信用できない理由として挙げられたのは、権力の私的濫用、汚職や腐敗、官僚主義、責(zé)任感の欠如など。社會全體としては功利主義が蔓延し、「自分だけ誠実さを守れば損をしてしまう」との観念が広まっていると記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）