2010年8月2日、中國(guó)人民銀行副総裁で國(guó)家為替管理局局長(zhǎng)の易綱（イー?ガン）氏がここのほど、「中國(guó)はすでに日本を抜き、世界第2の経済體になった」と発言したが、一方で「國(guó)民1人當(dāng)たりのGDPは日米國(guó)と大きな差があり、この點(diǎn)から見ると中國(guó)はまだ発展途上國(guó)である」と語(yǔ)った。1日付の香港紙?文匯報(bào)の報(bào)道を中國(guó)新聞社が伝えた。

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中國(guó)はすでに世界第2位の経済體になったとの見方について、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院金融研究センターの王松奇（ワン?ソンチー）主任は「疑う余地はない」と話す。王主任は「09年の中國(guó)のGDPは4兆9850億ドル、日本は5兆680億ドルでその差はわずかだった。中國(guó)は今年11％以上の成長(zhǎng)率を維持しており、すでに日本を抜いたのは間違いない」と語(yǔ)る。しかし、米國(guó)との比較では、「米國(guó)の08年のGDPは14兆ドル以上で両國(guó)間の差は依然として大きく、中國(guó)は今後10年ほどにわたり世界2位の経済體の地位に甘んじるだろう」と予想している。

一方、経済発展を表す別の指標(biāo)「國(guó)民1人當(dāng)たりのGDP」について、易副総裁は「中國(guó)はわずか3800ドルに過ぎず、日米との差は大きい。この意味からすると中國(guó)はまだ発展途上國(guó)である」と指摘している。

また、王主任も「総量では日本を追い抜いたが、中國(guó)の國(guó)民1人當(dāng)たりのGDPは世界の100位以下のレベルのまま。経済発展の內(nèi)容や國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)力などから見ると日本とはまだ大きな差がある」と語(yǔ)り、「経済構(gòu)造の転換やレベルアップを図り、國(guó)民1人當(dāng)たりのGDPを高めることが中國(guó)経済発展の急務(wù)である」と主張している。（翻訳?編集/HA）