2010年8月4日、中國人口學(xué)會によると、2015年までに中國の65歳以上の高齢者人口は2億人に達(dá)し、うち長期的な介護(hù)が必要な人は1000萬人に上ると予測されている。工人日報が伝えた。

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天津市の鶴童老年福利協(xié)會理事長で、長期介護(hù)全國連盟會長の方嘉珂（ファン?ジアコー）氏が中國の高齢者介護(hù)の現(xiàn)狀を紹介した。方氏によると、中國の高齢者人口に関する統(tǒng)計は各部門によってまちまち。臺灣では65歳以上の高齢者のうち長期的な介護(hù)が必要な人の割合が5．5％に上ることから、仮に中國の高齢者人口の半數(shù)が65歳以上だとして、同じ割合で計算した場合、2015年には長期的な介護(hù)が必要な人は1000萬人を超えると推測される。中國の65歳以上の高齢者は2015年までに2億人に達(dá)すると予測されている。

だが、方氏によると、中國では高齢者介護(hù)の體制は全くと言ってよいほど整っておらず、介護(hù)が必要な高齢者は十分なケアを受けられないでいる。介護(hù)する人も専門職ではなく農(nóng)村から出てきた失業(yè)者が擔(dān)う場合がほとんど。學(xué)歴も小學(xué)校中退か卒業(yè)程度で、字も十分に読めない場合もある。雇う側(cè)も雇われる側(cè)も知識が乏しいため、24時間體制で介護(hù)に従事させられ、過労死することもあるという。その背景には介護(hù)を管轄する行政組織が縦割りで、介護(hù)サービスに関する基準(zhǔn)が確立されていないという問題が存在する。

こうした現(xiàn)狀を踏まえ、方氏は早急に著手すべき問題點として、介護(hù)施設(shè)の建設(shè)や保険制度の確立、介護(hù)職員の育成などを挙げた。（翻訳?編集/NN）