2010年8月5日、中國新聞社によると、近年、中國の海外代理購入市場がインターネット上の小売市場全體の成長を遙かに上回る速さで成長を続けている。

【その他の寫真】

中國電子商務(wù)研究センターによる報告書では、2010年6月までに中國の海外製品代理購入業(yè)の取引規(guī)模はすでに78億2000萬元（約994億円）に達(dá)しており、年末までの取引規(guī)模は110億3000萬元（約1402億円）に上る見込みとなっている。代理購入で最も人気が高いのは化粧品、粉ミルク、服飾品、電子製品、食品、スポーツ器具など。特に化粧品と粉ミルクの人気は高く、取引全體の45％を占めるという。

稅関総署が発表した今年9月1日からの新規(guī)定では、個人による海外からの郵送物は金額が50元（約635円）を超えると関稅が免除されないため、代理購入業(yè)の成長が短期的には鈍る可能性も指摘される。ただ、価格やブランドへの信頼感から長期的には好調(diào)が維持されると見られている。

好調(diào)が続く代理購入業(yè)だが、多くは個人が海外で買い付けているため品質(zhì)や輸送、関稅、アフターサービスなどの面で問題も多く、政府による何らかの対応が必要とする見方もある。（翻訳?編集/岡田）