2010年8月7日、臺灣の人気歌手アンジェラ?チャン(張韶涵)が2度目の臺北アリーナ公演を行う。5月の北京から始まったツアーもひとつのピークを迎えるが、アンジェラがここにたどり著くまでにはさまざまな曲折があった?！弗攻譬`ジのわたしは生まれ変わったわたしです」とのアンジェラの宣言がこれをよく表している。臺灣?聯(lián)合報の報道。

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09年9月、アンジェラの実母が一家の財(cái)産から1億臺灣ドル（約2億8000萬円）を持ち逃げしたとして騒動となり、母娘の確執(zhí)問題に発展した。母親が資産を持ち逃げしたのは、アンジェラが心臓疾患の治療のために単身でカナダに滯在していた數(shù)か月間のこと。帰國すると、これまで母親名義で貯めてきた預(yù)金が、母親自身とともに蒸発していたのだ。アンジェラの家庭は父親が心臓疾患を患っており働くことができず、彼女は18歳のデビュー以來、ずっと一家の大黒柱となって両親や兄弟を支えてきた。

事件を機(jī)に、アンジェラが実家への仕送りをストップすると、母親は「扶養(yǎng)義務(wù)の放棄」と娘に噛みつき、さらにはアンジェラの薬物使用疑惑を吹聴するなどしたため、アンジェラの蕓能人としてのキャリアは危機(jī)に立たされることになった。

そんなスキャンダルを経ての復(fù)活。醜聞を経ての活動再開には、チャリティー活動への參加やCM出演など、“イメージを上げ、徐々に露出を増やしていく”スタイルが王道だが、アンジェラはそれをしなかった。チケットの売り上げに不安の殘る中、コンサートツアー決行というかたちで見事に復(fù)帰を果たしたのである。

それでも母娘スキャンダルについての記者らの追撃は執(zhí)拗だ。そんな質(zhì)問攻撃にも真正面から応じたアンジェラは、「人生はすべてが順調(diào)というわけにはいかないもの。わたしはデビューしてすぐに成功をつかんだ、ただそれだけですでに神様に愛されていると言っていい。家族のスキャンダルが露見した當(dāng)時、真っ先に支えてくれたファンの人たちにお禮を言いたい。ステージのわたしは、すでに生まれ変わったわたしです。もしも家庭の問題が永遠(yuǎn)に解決しないとしても、自分自身が誤ったことをしていないのなら、わたしはいつでも勇気を持って立ち上がります。萎縮したり諦めたりはしないわ」と、気丈に宣言した。(翻訳?編集/愛玉)