2010年8月6日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米紙ニューヨーク?タイムズはこのほど、「中國とインドが直面する都市化のリスク」と題した記事を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

都市化という繁栄の道。しかし貧しい人々にとっては虛構(gòu)に過ぎない。ムンバイの貧民窟、あるいは北京市郊外で狹い部屋をシェアしている若いサラリーマンたちを見れば、その答えがわかるだろう。アジアの成長の道程で、とりわけ人口が多いインドと中國では、政府が複雑な都市化を決める戦略を定めてきた。

今後、各國は自國の人口構(gòu)造に合わせた政策を立案しなければならない。中國の労働人口は2015年にピークに達(dá)する。その後は高齢化に向かうため、生産力の持続的な発展を保持する必要がある。インドを旅行した中國人はあちこちで見かける貧民窟に驚くというが、中國の近代的都市もさげすまれている出稼ぎ農(nóng)民たちによって造られたことを忘れてはならない。

2009年時(shí)點(diǎn)で中國には2億1100萬人の出稼ぎ農(nóng)民がいる。故郷から遠(yuǎn)く離れた都市で働く彼らには教育、醫(yī)療、住宅などの社會(huì)福祉は與えられない。都市戸籍と農(nóng)村戸籍を厳格に分ける中國の社會(huì)管理方式は、今なお有効性を保っている。金融危機(jī)で職を失った出稼ぎ農(nóng)民2000萬人は故郷の村へと戻り、北京市は失業(yè)者であふれることもなく、安靜を保った。

しかし戸籍制度改革を求める政治的?経済的圧力は日増しに高まりつつある。上海など一部都市では出稼ぎ農(nóng)民の権利を拡大する動(dòng)きを見せている。中國にとって農(nóng)民の恒久的な農(nóng)村からの離脫は、厳しい試練となる。中國の政策立案もこれまでミスがなかったわけではない。1990年代から大學(xué)定員の拡張が始まり、現(xiàn)在では年600萬人が卒業(yè)するようになったが、30％以上もの卒業(yè)生が仕事を見つけられずに苦しんでいる。その一方で、工業(yè)労働力の不足が深刻化しており、ある金融會(huì)社は「中國の労働力不足は構(gòu)造的なアンバランスが背景にある」と分析した。（翻訳?編集/KT）