2010年8月9日、中國(guó)の2010年上半期広告市場(chǎng)投入額の統(tǒng)計(jì)結(jié)果が市場(chǎng)調(diào)査大手のCTR市場(chǎng)研究によって発表された。全メディアの広告投入総額は2770億元(約3兆5121億円)で、前年同期比17％増、過(guò)去4年來(lái)最高の伸びとなった。ただし、今年第1四半期のみで見ると前季比22％増であることから、今年後半に向けすでに減速傾向を呈していることがみてとれ、2010年通年の広告費(fèi)総額は前年比13％増と予想されている。中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社?CTR市場(chǎng)研究の特別提供記事。

【その他の寫真】

■媒體別統(tǒng)計(jì)

テレビ―2159億6000萬(wàn)元/昨年同期比+15％

ラジオ―65億1200萬(wàn)元/同+35％

新聞―338億600萬(wàn)元/同+22％

雑誌―70億8900萬(wàn)元/同+21％

屋外広告―136億7500萬(wàn)元/+23％

テレビは全國(guó)局よりも地方局に軍配。とくに省地上波局が全體をけん引した。最大の伸び幅を示したラジオは、モバイルユーザー向けの広告で差別化を図りそれが功を奏した。屋外広告は、上海萬(wàn)博や第16回アジア競(jìng)技大會(huì)(今年11月広東省広州市で開催)に絡(luò)む都市計(jì)畫によって、掲示面積が約4％減少したにも関わらず、好調(diào)な成長(zhǎng)を見せた。

■業(yè)界別統(tǒng)計(jì)

コスメ?バストイレタリー―432億5100億元/昨年同期比+26％

ビジネス?サービス―345億6900萬(wàn)元/同+10％

飲料―335億4600萬(wàn)元/同+29％

食品―275億2700萬(wàn)元/同+3％

薬品―252億6300萬(wàn)元/同?0．2％

前期に引き続きコスメ?バストイレタリーが圧倒的に強(qiáng)い。いっぽう、政府による制限で薬品業(yè)界の広告が減少、上位5位で唯一マイナス成長(zhǎng)に転じた。なお、もっとも成長(zhǎng)著しい3業(yè)界は家電(+71％)?交通(+48％)?インテリア用品(+43％)。

■企業(yè)別統(tǒng)計(jì)

オーレイ(スキンケア用品※P＆G傘下ブランド)―38億200萬(wàn)元/昨年同期比+43％

ロレアル(化粧品)―37億700萬(wàn)元/同＋31％

ワハハ(飲料)―33億7100萬(wàn)元/同＋24％

ケンタッキーフライドチキン(飲食チェーン)―33億5300萬(wàn)元/同＋43％

伊利(イーリー)(乳製品)―29億6900萬(wàn)元/+同51％

チャイナモバイルテレコム(通信)―26億5700萬(wàn)元/同＋2％

康師傅(カンシーフ)(食品)―26億1700萬(wàn)元/同+33％

蒙牛(モンニウ)乳業(yè)(乳製品)―23億5600萬(wàn)元/同+40％

江中(ジアンジョン)薬業(yè)(薬品)―19億5900萬(wàn)元/同?14％

三精(サンジン)薬品(薬品)―18億7000萬(wàn)元/同?21％

08年の汚染粉ミルク事件以來(lái)、乳製品の回復(fù)が著しく2企業(yè)が上位10位に食い込んだ。反対に、トップ10企業(yè)のうちマイナス成長(zhǎng)を見せた2企業(yè)はいずれも薬品メーカーだった。(翻訳?編集/愛玉)

■CTR市場(chǎng)研究

本社を北京に置く中國(guó)の大手調(diào)査會(huì)社。國(guó)內(nèi)最大の調(diào)査網(wǎng)を持ち、市場(chǎng)調(diào)査と分析、コンサルティングを業(yè)務(wù)とする。消費(fèi)者指數(shù)、消費(fèi)動(dòng)向、メディア戦略、醫(yī)療、自動(dòng)車、金融、電子通信機(jī)器などの幅広い分野で展開する。