2010年8月9日、英紙デイリー?テレグラフは、動(dòng)物保護(hù)を行っている國際組織?アジア動(dòng)物基金(Animals Asia Foundation)の報(bào)告として、中國の動(dòng)物園やテーマパークでは動(dòng)物への虐待が普遍的に行われていると報(bào)じた。10日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

アジア動(dòng)物基金の報(bào)告は、猿をぶら下げながら空中に張られたロープの上をオートバイで走行するクマ、牙を全部抜かれ馬の背中に乗るトラ、ヤギの角の上で逆立ちする猿などの寫真とともに発表され、中國で行われている動(dòng)物虐待の実態(tài)が世界の人々から注目を集めた。

報(bào)告によると、同基金の職員が1年間にわたって中國の自然公園と動(dòng)物園合計(jì)13か所を調(diào)査したところ、動(dòng)物への虐待が普遍的に行われていることが分かった。同基金動(dòng)物福利擔(dān)當(dāng)のデビッド?ニール主任は「動(dòng)物は蕓を仕込まれる際には厳しく折檻され、ショーが終われば狹くて暗いコンクリートの飼育舎に閉じ込められている」と話し、「管理する側(cè)は、それぞれの動(dòng)物の異なる生活習(xí)慣を満足させるための努力を一切していない」と証言する。

記事は「サーカスのように動(dòng)物を“見世物”として曬しても、観客には動(dòng)物に対する同情や尊重は湧いてこない。しかも、動(dòng)物たちは本來の野性と全く異なる狀況の中で演技させられており、観客は動(dòng)物の體型や外観、色など以外には理解を深める術(shù)もなく、教育上、何の役にも立っていない」と指摘する。

こうした狀況の下、中國では先週、國家林業(yè)局が「ショーなど営利目的の動(dòng)物虐待阻止キャンペーン」を提唱した。また、今年前半には、動(dòng)物虐待防止に関する法案が起草されており、今回のアジア動(dòng)物基金の報(bào)告が影響してその公布が早まる可能性もある。

しかし一方で、専門家は「大衆(zhòng)の態(tài)度の変化にはかなり長い時(shí)間を必要とする」と主張する。中國の一部地域では、西側(cè)各國で殘酷とされるような動(dòng)物ショーの人気が相変わらず高く、大盛況を博している。

ある新聞報(bào)道によると、國家林業(yè)局の「動(dòng)物虐待阻止キャンペーン」宣言後にもかかわらず、北京動(dòng)物園ではチンパンジーと観客が一緒に記念撮影をする有料サービスを継続して実施している。擔(dān)當(dāng)者は「チンパンジーの所有者と動(dòng)物園が契約しており、取消しができないため」と弁解しているという。（翻訳?編集/HA）