2010年8月11日、中國(guó)の寫真コンテスト「2010年第23回全國(guó)撮影蕓術(shù)展覧(國(guó)展)」の蕓術(shù)部門で金賞を受賞した作品「明日の現(xiàn)実」の盜作騒ぎに関連し、作品の元になったオリジナル版の撮影者が名乗りでた。揚(yáng)子晩報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

名乗りでたのは、中國(guó)撮影家協(xié)會(huì)會(huì)員で、成都市撮影家協(xié)會(huì)の副主席を務(wù)める郭際（グオ?ジー）氏。郭氏は、展覧會(huì)に參加した同業(yè)者から「金賞は（郭氏の作品の）盜作だ」と聞かされたという。

郭氏によると、オリジナル版は1997年12月のある日の早朝、四川省都江堰市の龍池に出かけた際に撮影したもので、元々は枯れ木を撮影する予定ではなかったという。

當(dāng)日、撮影地に向かう途中で、濃霧がかかる龍池の中で立ちすくむ枯れ木の姿がすばらしいことを発見し、濃霧が晴れるまでの2時(shí)間余り撮影し続けた。その後、100枚以上撮影した中から數(shù)枚を自分の作品集用として保管し、殘りは北京の素材畫像會(huì)社に版権とともに売卻したと話す。

また、郭氏は「撮影現(xiàn)場(chǎng)の枯れ木は、私が撮影した後まもなくして全部伐採(cǎi)されてしまったため、その後、誰かが同じ構(gòu)図の寫真を撮ることは不可能だ」とも証言する。

これを受けて、中國(guó)撮影家協(xié)會(huì)の調(diào)査グループは、郭氏に電話確認(rèn)を取り、証拠となるオリジナル版に関する資料提出を求めている。郭氏は証拠資料提出に応じるとともに、盜作されたことによる法的措置について弁護(hù)士と相談中だという。（翻訳?編集/HA）