2010年8月12日、北京晩報(bào)は記事「中國(guó)社會(huì)の『隠れた収入』は9兆元＝最も裕福な人間が最も多い金をつかみとっていく」を掲載した。

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中國(guó)経済體制改革基金會(huì)國(guó)民経済研究所の王小魯（ワン?シャオルー）副所長(zhǎng)率いる研究チームは、公的統(tǒng)計(jì)で把握されない「隠れた収入」の研究を続けている。以前発表した05年度に続き、このたび08年度の「隠れた収入」推計(jì)値を公表した。3年間の間になんと91％もの急拡大を遂げていたという。

「隠れた収入」があるため、中國(guó)人は公的統(tǒng)計(jì)で想像された以上に裕福だという。その象徴が自動(dòng)車保有臺(tái)數(shù)。マイカー購(gòu)入には年2萬(wàn)元（約25萬(wàn)4000円）のコストがかかり、通常年収20萬(wàn)元（約254萬(wàn)円）以上の世帯でなければ購(gòu)入できないと言われている。ところが世帯収入上位20％の可処分所得は平均8萬(wàn)9000元（約113萬(wàn)円）。この數(shù)値で見(jiàn)れば、中國(guó)はまだまだマイカーが普及する段階にはないが、08年のマイカー保有臺(tái)數(shù)は2814萬(wàn)臺(tái)に達(dá)している。

この不可思議な現(xiàn)象は「隠れた収入」を加味して考えることで解決される?！鸽Lれた収入」を加算した都市部世帯収入上位20％の平均年収は24萬(wàn)元（約304萬(wàn)円）。愛(ài)車を購(gòu)入する能力を十分に備えている。

「隠れた収入」の総額は9兆2600億元（約117兆円）とGDPの30％に相當(dāng)する。では「隠れた収入」とは何か。その過(guò)半は、権力と地位、獨(dú)占権益を利用して得た「灰色収入」（付け屆けなど合法と非合法の間に位置するグレーゾーンの収入）が占め、その80％以上は収入上位20％の富裕層が得ているという。ゆえに格差はさらに広がり、深刻な社會(huì)問(wèn)題となっている。（翻訳?編集/KT）