日本國債購入は中國の「陰謀」だった?!円高演出し日本の競爭力を削ぐ―中國紙

Record China    2010年8月13日(金) 18時(shí)29分

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12日、國際金融報(bào)は記事「中國の日本國債買い入れは『陰謀』か?」を掲載した。上半期だけで1兆7000億円もの日本國債を購入した中國。その背景には日本の競爭力を削ぎ、外交面で優(yōu)位に立とうという「陰謀」が隠されているという。資料寫真。

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2010年8月12日、國際金融報(bào)は記事「中國の日本國債買い入れは『陰謀』か?」を掲載した。以下はその抄訳。

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日本財(cái)務(wù)省発表の統(tǒng)計(jì)によると、中國は5月に続き6月も日本國債を大きく買い増した。上半期の累計(jì)購入額は1兆7000億円に達(dá)している。大規(guī)模な日本國債購入は、外貨準(zhǔn)備の米ドル依存脫卻を目指す中國の戦略と見る専門家もいるようだ。

だが事実は明らかに異なっている。第一に日本はデータ的にはすでに「破産國家」。國際通貨基金(IMF)の統(tǒng)計(jì)では公的債務(wù)の総額はGDPの229%に達(dá)している。先日、債務(wù)危機(jī)が起きたギリシャですらこの數(shù)値は113%でしかなかった。これまで國際的格付機(jī)関が日本円の評(píng)価を引き下げなかったのは、日本國債の9割が日本國內(nèi)で購入されたことを理由としているに過ぎない。

第二に米國債と比べ、日本國債の利益率は非常に低い。10年物米國債の利益率は3%以上を保持しているが、日本國債は1.1%に過ぎない。また流動(dòng)性が低く、売卻も容易ではない。

こうしたリスクを考えれば、日本円は中國の外貨準(zhǔn)備が向かう投資先とはならないだろう。1兆7000億円を購入したとはいえ、米國債保有高の8000億ドル(約68兆8000億円)には遠(yuǎn)く及ばない。

では中國の意図はどこにあるのか?現(xiàn)在、急激に進(jìn)行する円高にその理由を見ることができるだろう。円高により日本國債の価値はあがり、中國は大きな利益を手にした。また中國が大量の日本國債を入手したことで、日本側(cè)はその投げ売りを避けなければとの心理が働く。そして日中はともに輸出主導(dǎo)型経済であるため、円高は中國のライバルである日本企業(yè)の競爭力を削ぐことにもつながる。(翻訳?編集/KT)

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