2010年8月13日、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、中國の「ネット愛國者」に関する記事を掲載した。ネット掲示板などで過激な議論を展開する「ネット愛國者」だが、現(xiàn)実生活ではきわめて理性的だという。

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ネット上に広がる中國のナショナリズムはチャイナウォッチャーの注目を集めてきた。その過激な発言は「中國脅威論」の証拠の一つとして採用されることもたびたびだ。しかしネットから離れた現(xiàn)実生活ではどうだろうか。子細に観察すれば、「中國版ネトウヨ」はバーチャルな環(huán)境でのみ過激な発言をしていることがわかる。

中國本土の世論調(diào)査はまさにネットと現(xiàn)実の乖離を示している。ネットアンケートでは愛國主義的な言論や回答が圧倒的な一方、街頭調(diào)査や電話調(diào)査では慎重で理性的な意見が目立つ。すなわち、現(xiàn)代中國のナショナリストたちは過激な面と理性的な面の雙方を持ち合わせている。その大多數(shù)は內(nèi)向的で、言論の自由が厳格に制限される中、ネットは感情を排出する機能を果たしており、決して政府に過激な行動を取らせる圧力としては機能していないという。（翻訳?編集/KT）