2010年8月11日、香港英字紙サウスチャイナ?モーニング?ポストは、「歐米世界は中國(guó)を恐れる必要はない」とのマサチューセッツ工科大學(xué)のエドワード?スタインフェルド教授の主張を取り上げた。14日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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中國(guó)の臺(tái)頭と発展に関しては、他國(guó)の利益を奪い取る形で成長(zhǎng)する「企業(yè)國(guó)家」、あるいは世界秩序を思うがままに改変しようとする「修正主義國(guó)家」という見方によって、これを脅威ととらえる考えが歐米にはある。だがスタインフェルド教授はこれを一蹴し、「中國(guó)は歐米先進(jìn)諸國(guó)が築き上げた世界経済秩序におのれの命運(yùn)を賭け」、それが奏功し「次第に強(qiáng)大になっていった」に過ぎないと指摘する。

同教授は、「歐米諸國(guó)が中國(guó)を脅威とみるのは、現(xiàn)代生産システムの基本的あり方を理解していないからだ」と述べる。同教授によると、中國(guó)が成長(zhǎng)してこられたのは、「生産のグローバル化」という労働の分擔(dān)（簡(jiǎn)単にいえば委託生産?加工）の流れを積極的に利用したからであり、特に米國(guó)などはその恩恵によって技術(shù)革新やベンチャー貿(mào)易の分野を発展させたのだという。いずれにしても、同教授の「経済學(xué)の見地からは、中國(guó)は歐米諸國(guó)の経済成長(zhǎng)をさらに促した立役者」という見方は変わらない。

同教授の見方はこうだ。中國(guó)は最初から長(zhǎng)期的な計(jì)畫のもとに市場(chǎng)開放に舵を切ったのではない。私有財(cái)産制、商法の整備、人民元改革などによって國(guó)內(nèi)経済を刺激しようとしたのではない。むしろ反対に、経済改革者たちは90年代、山積みされた問題を脇において、まず中國(guó)を當(dāng)時(shí)の世界経済秩序に乗せたのだ。同教授に言わせれば、その後中國(guó)は「懸命に（これまで脇においていた）國(guó)內(nèi)問題について手當(dāng)てしなければならなくなった」というわけだ。（翻訳?編集/津野尾）