2010年8月17日、中國(guó)経済週刊によると、2008年に開(kāi)催された北京オリンピックの関連施設(shè)のその後について、北京市朝暘區(qū)の副區(qū)長(zhǎng)で、オリンピック公園管理委員會(huì)主任の王春（ワン?チュン）氏が「オリンピック公園內(nèi)の14企業(yè)はいずれも妥當(dāng)な経営を続けており、赤字には至っていない」ことを明かした。

【その他の寫(xiě)真】

関連施設(shè)の維持?運(yùn)営を引き継いだ北京市國(guó)有資産経営有限責(zé)任公司（北京國(guó)資公司）の李?lèi)?ài)慶（リー?アイチン）理事長(zhǎng)によると、2010年7月末までに五輪メインスタジアム“鳥(niǎo)の巣(北京國(guó)家體育場(chǎng))”を訪れた観光客數(shù)はのべ1300萬(wàn)人、國(guó)家水泳センター“ウォーターキューブ(水立方)”はのべ450萬(wàn)人を記録。故宮博物院や萬(wàn)里の長(zhǎng)城をも超える北京市の代表的な観光施設(shè)となっており、オリンピック後の経営狀態(tài)はきわめて良好だという。

しかし、関連施設(shè)が集まり、広大な敷地を持つオリンピック公園の維持?運(yùn)営には人件費(fèi)も含め多額の経費(fèi)がかかるため、北京市政府などからの補(bǔ)助金が不可欠となっている。特に鳥(niǎo)の巣やウォーターキューブはハイテクが駆使されていることから相応の維持費(fèi)がかかっており、“鳥(niǎo)の巣”だけでも年間の維持費(fèi)は7000萬(wàn)元（約8億8000萬(wàn)円）にのぼる。

また、関係者の間からはオリンピック公園の主な収入源が現(xiàn)在も観光に依存しており、多角経営モデルが形成されていないことが指摘されている。李理事長(zhǎng)も「鳥(niǎo)の巣やウォーターキューブも7割の収入を入場(chǎng)料に頼っており、潛在的なリスクが殘されているなど課題も多い」として、2?3年以?xún)?nèi)に現(xiàn)在の収益構(gòu)造からの脫卻をはかることを目指していることを明かした。

鳥(niǎo)の巣は、北京五輪閉幕後の1年間で5億5000萬(wàn)元(約69億700萬(wàn)円)の収益を得た。今後は館內(nèi)のレストラン、グッズ販売店、企畫(huà)展示などでも収益を見(jiàn)込んでいるほか、競(jìng)技會(huì)やコンサートなどの大型イベント開(kāi)催に希望を託す。しかし、収容人數(shù)9萬(wàn)人のスタジアムを埋めるほどの大型イベントとなると、やはり収益を得るのは困難?？拖蚵瘠幛毪郡幛舜罅郡握写蚺洳激工欷?、一般入場(chǎng)者のチケット代金が高騰するなどの矛盾を抱えている?，F(xiàn)在、北京市は2015年世界陸上の開(kāi)催地に立候補(bǔ)している。（翻訳?編集/岡田）