2010年8月21日、日本華字紙?日本新華僑報(bào)は、日中青少年のマナーや禮儀の差を描き、話題となったルポ『夏季キャンプの比較』（1993年）を執(zhí)筆した中國(guó)青少年研究センターの孫雲(yún)暁（スン?ユンシャオ）副主任のインタビュー記事を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

『夏季キャンプの比較』発表から17年、中國(guó)の教育も大きく改善したが、なお問題が殘ると孫副主任は指摘する。第一に、青少年が責(zé)任感を欠いていること。勉強(qiáng)さえすれば後は何をしてもいいという親が多いため、わがままで無責(zé)任になってしまうという。第二に、勉強(qiáng)偏重の生活から基本的な生活能力に乏しいこと。企業(yè)の人事部も「80後」（1980年代生まれ）の學(xué)生が責(zé)任感に乏しく、現(xiàn)実的な能力を欠いていることを不満に感じている。

また、日中の教育にはまだ差があるとも孫主任は指摘する。意外なことに肉體面、健康面での違いが大きいという。日本の青少年は中國(guó)よりも睡眠時(shí)間が長(zhǎng)く、學(xué)校給食で栄養(yǎng)ある食事をとり、また運(yùn)動(dòng)量も多いことが要因だという。まさにこの3點(diǎn)こそが中國(guó)の教育にとっての課題となっている。

孫主任は、健康な肉體こそ教育の第一目標(biāo)であり、日本の若者は社會(huì)的実踐能力、生存能力で中國(guó)人の若者より優(yōu)れていると協(xié)調(diào)した。また何が他人の迷惑になるかもよく理解しており、自立心や責(zé)任感、セルフコントロールでも中國(guó)を上回っているという。（翻訳?編集/KT）