2010年8月20日、長春晩報によると、中國の大學(xué)院生がもてはやされたのはすでに過去の話、今や「就職」「學(xué)業(yè)」「経済」などで苦境に直面し、「心の問題」もかかえている大學(xué)院生像が浮かび上がった。

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記事は、吉林省の政策決定咨詢委員で、科學(xué)技術(shù)情報研究所の所長、吉林大學(xué)の教授を務(wù)める李雲(yún)彪（リー?ユンビャオ）氏の研究を紹介。それによると、中國國內(nèi)の大學(xué)院の募集定員は2000年の39萬7000人から2010年には約3．6倍の140萬人へと急増した。しかし大學(xué)院卒業(yè)生の主要就職先であった大學(xué)、科學(xué)研究所、大中企業(yè)の院卒へのニーズは逆に年々減少している。一方で、學(xué)生側(cè)は「大學(xué)院卒にふさわしい」好條件の就職を希望するため、就職率は年々下降しているという。

學(xué)業(yè)に関しても、大學(xué)院生は卒業(yè)のために一定量の論文を特定の刊行物に発表せねばならず、本來専門分野の研究や知識の習(xí)得に勵むべきはずが論文の作成に最大の精力を注ぐという、本末転倒の結(jié)果になっている。また、一部の教授は大學(xué)院生を「安価な労働力」とみなし、自分の研究のために安易に使用するケースもある。また、高額な學(xué)費や生活費のためにアルバイトをするなど、経済的にも困難に直面する學(xué)生たちも少なくない。

同教授が「95％以上の學(xué)生が卒業(yè)後の進路に不安を感じており、食欲不振、睡眠不足などに悩んでいる」と語るように、ほとんどの學(xué)生が大きなストレスを抱えている現(xiàn)実もある?！复髮W(xué)院生は學(xué)業(yè)上の優(yōu)秀者ではあるが、當(dāng)然ながら人格的には完全ではない。挫折や困難に直面した場合に、適切なアドバイスや協(xié)力がなければ、ややもすると極端に走る可能性もある」と警告する。こうした狀況に対して李教授は、「政府は大學(xué)院政策について『量』から『質(zhì)』への転換をはかるべき」と警笛を鳴らす。また、「心理面のケア、生活の保障など現(xiàn)実的な問題を重視し、援助する必要がある」と指摘している。（翻訳?編集/HA）