2010年8月20日、人民網(wǎng)は9日付米誌?ニューズウィークの記事「中國は世界を獨り占めしない」を掲載、経済成長目覚しい中國が米國とともに今後の世界を牽引するとの見方を示した。

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記事によると、米メディアの主要ニュースの半數(shù)以上が中國関連のもの。中國が米國をいつ追い越すかといった話題に注目が集まるが、日本を抜いてGDP世界第2の経済大國となった中國も、ミクロ経済や文化的影響力、人道支援や海外協(xié)力の度合いなどを見ると、米國に対して優(yōu)位に立つのは、はるかに遠(yuǎn)い先のことというのが実情だ。

同記事は、中國がアジア地域の大半の國々にとって最大の貿(mào)易相手國であり、主導(dǎo)的立場にあるように、アジアやアフリカ、南米諸國における中國の影響力が著実に拡大していると指摘。しかし中國の扱う貿(mào)易品目は低額商品が主であり、相手國の科學(xué)技術(shù)向上につながる商品を提供してはいないとも指摘した。逆に、米國のアジア地域における直接投資額や援助額は中國を上回り、ソフトパワーでは中國に対して絶対的優(yōu)位に立っているという。

米國はさらに、國際組織を通じて人道支援や軍事援助を行い、世界各國と深い関係を築いているが、この面で中國は、米國に対し常に脅威を感じているという。中國の臺頭は、皮肉なことに結(jié)果として米國の國際的影響力をさらに強(qiáng)くさせることになるが、今後の世界秩序において米中両國が主導(dǎo)権を握ることに変わらりはない、と同記事は結(jié)論づけた。（翻訳?編集/本郷）