2010年8月20日、シンガポール華字紙?聨合早報(bào)は、米ウォールストリート?ジャーナルの記事「中國(guó)、準(zhǔn)備外貨をアジアに分散」を掲載した。

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記事は、中國(guó)は米ドルへの依存を軽減するため、投資先、貿(mào)易相手國(guó)にかかわらず、アジア隣國(guó)の外貨と債券に注目していると指摘した。中國(guó)はすでに、韓國(guó)國(guó)債と日本國(guó)債の購(gòu)入を開始しており、この方向性を裏付けている。

中國(guó)はこのほど、マレーシア通貨?リンギットを人民元と直接取引可能な通貨の1つに指定、これにより米ドルでなく人民元で直接決済できる貿(mào)易相手國(guó)が増加した。中國(guó)には人民元決済を通して、取引の中心的地位を確立したい思惑もあると同記事は指摘する。

スタンダードチャータード銀行のエコノミストのジニー?ヤン氏は、中國(guó)が保有する外貨準(zhǔn)備高の約70％が米ドルだが、韓國(guó)國(guó)債や日本國(guó)債の購(gòu)入によってその比率は変化していると語る。人民元直接決済範(fàn)囲の拡大も、米ドル比率の低下に拍車をかけるとみられている。日本の財(cái)務(wù)省の統(tǒng)計(jì)によれば、今年上半期、中國(guó)が購(gòu)入した日本國(guó)債は2兆7300億円。中國(guó)が保有する米國(guó)の短中期債は1兆2000億ドル、そのほかに6000億ドルの米ドル建て資産がある。（翻訳?編集/津野尾）