2010年8月23日、揚(yáng)子晩報(bào)は、今年7月以來(lái)、南京や江蘇省でザリガニを食べた後、腰痛や背中の痛み、力が抜けて立っていられないなどの癥狀を訴える人が増えていると報(bào)じた。

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20日夜、宮さんとその母親は、父親がおみやげに買ってきたザリガニを食べた。翌朝、目覚めると全身に痛みが走り、呼吸もままならない。母親も同じ癥狀だったという。ただちに病院に運(yùn)ばれたが、検査の結(jié)果、尿に含まれているミオグロビンが4000μg/lという異常な數(shù)値を示していた。醫(yī)師は「通常、尿のミオグロビン濃度は50μg/lを超えることはない。この數(shù)値は2人の體內(nèi)で筋肉が融解していたことを示すものだ」と驚きをあらわにした。

通常、筋融解は圧迫、外傷、激しい運(yùn)動(dòng)に伴う筋肉の損傷によって引き起こされるが、ウイルスや一部の薬品、ドラッグが原因となることもある。そうした前提で疑われているのが、「ザリガニ洗い粉」だ。洗い粉は近年、市場(chǎng)で広く流通。水に溶かして數(shù)分間、ザリガニを漬けると、皮はぴかぴかに、腹は真っ白に変わる。販売業(yè)者は「食品添加物だから不安はない」と悪びれた様子もなく売っている。しかし、実際には典型的な「三無(wú)製品」（製造日、品質(zhì)合格証、生産メーカーの表示の3點(diǎn)がない違法商品）だという。

24日付武漢晨報(bào)の記事「ザリガニ洗い粉とはなにか」によると、上海市食品薬品監(jiān)督管理局は、現(xiàn)在流通している洗い粉は、レモン酸とピロ亜硫酸ナトリウムの2種類が存在すると発表している。ピロ亜硫酸ナトリウムは漂白剤として用いられるが、腎臓病を引き起こし、発がん性を有しているという。事情に詳しい関係者は、50kgのザリガニを洗うのに洗い粉150gが必要だが、入れすぎるとザリガニが死んでしまうと話している。また取り扱いには注意が必要で、素手で觸ると耐え難いかゆみが生じるという。（翻訳?編集/KT）