2010年8月20日、自転車の利便性などを見直しエコ生活を提唱するために、北京市でデンマーク大使館主催の「自転車に戻ろう」キャンペーンが行われた。デンマーク大使、中國の女優(yōu)?黃奕（ホアン?イー）さん、清華大學(xué)の學(xué)生などが參加した。26日付で中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

記事によると、北京市の自転車はかつて1000萬臺を超え、「自転車王國」の異名をとったが、近年北京市民が自転車を利用して外出する機(jī)會が激減している。しかし北京市當(dāng)局は今後3?5年間かけて自転車?yán)盲驂垽浃拐撙驅(qū)g施し、市民生活に自転車を「復(fù)活」させることを計(jì)畫している。

北京市では歩道や自転車専用道を自動(dòng)車が走ったり、違法駐車により歩行者や自転車の安全性が脅かされていることで、自転車など「環(huán)境にやさしい」交通手段の利便性が奪われている。同市工商連の李少華（リー?シャオホア）副會長は、「北京で自転車に乗る人々は、歩道を走るか、一般道を自動(dòng)車と併走するしかなく、自転車は安全ではない」と指摘した。

記事によると、05年には30．3％だった自転車で外出する人々の比率は、10年には17．9％に激減。また、自動(dòng)車を利用する人の44％が5km以內(nèi)の走行距離にとどまっており、自転車で十分代替可能だとみられている。（翻訳?編集/津野尾）