2010年8月29日、韓國(guó)の聯(lián)合ニュースによると、吉林省長(zhǎng)春市を出発した北朝鮮の金正日（キム?ジョンイル）総書記一行は同省延辺朝鮮族自治州に立ち寄った後、同日午後、黒龍江省ハルビン市に到著した。金総書記が同市を訪れるのは初めて。鳳凰衛(wèi)視が伝えた。

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記事によると、28日晩に長(zhǎng)春を出発した金総書記は、延辺朝鮮族自治州を経て、29日午後にハルビン入りし、現(xiàn)地高官と會(huì)談した後、市內(nèi)の産業(yè)施設(shè)を視察した。それを裏付けるように、延辺朝鮮族自治州延吉の情報(bào)筋は29日、同州では特別な來(lái)賓を迎える準(zhǔn)備をしているが、その來(lái)賓は恐らく金総書記であるとの見方を示した。また、北京の情報(bào)筋は集安と丹東では特別な兆候は見られないことから、金総書記は延吉や図們を通るルートを選択したと話した。

金総書記の今回の訪中で、「長(zhǎng)吉図（長(zhǎng)春、吉林、図們江）開発開放先導(dǎo)區(qū)」など両國(guó)の経済協(xié)力が大きく前進(jìn)したものと見られる。また、北朝鮮が中國(guó)に10年間の使用権を認(rèn)めた羅津（ラジン）港の使用範(fàn)囲を拡大し、中國(guó)東北部の石炭が日本などに輸出しやすくなるよう便宜を図った可能性も高い。

記事によると、金総書記一行が長(zhǎng)春を離れる際、中國(guó)共産黨中央対外連絡(luò)部の王家瑞（ワン?ジアルイ）部長(zhǎng)が歓送式に參加した。金総書記は長(zhǎng)春で、農(nóng)業(yè)博覧會(huì)と吉林農(nóng)業(yè)大學(xué)を視察した。三男の正銀（ジョンウン）氏を連れて、故金日成（キム?イルソン）主席の母校、吉林毓文中學(xué)を訪れたとの情報(bào)もある。

金総書記が宿泊したとされる長(zhǎng)春?南湖賓館の関係者によると、同総書記の滯在中、胡錦濤（フー?ジンタオ）國(guó)家主席が同ホテルを訪れた。両首脳は、韓國(guó)の哨戒艦「天安」沈沒事件以降の朝鮮半島情勢(shì)や北東アジア情勢(shì)などについて、意見交換したと見られる。（翻訳?編集/NN）